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【会議室のレイアウト例】人数別・目的別レイアウト①

会議室は、普段何気なく使っているものの、実は目的に合わせてレイアウトを変えることで、会議のパフォーマンスを向上させることができます。本記事では、会議室のレイアウト例や、適切な広さについてご紹介します。参加者の満足度を高め、成果のある会議にするために、レイアウトや空間の使い方について理解を深めておきましょう。

会議室レイアウトの種類

会議室の代表的なレイアウトの種類を解説します。

対面形式

テーブルを挟んで参加者が向かい合う形式で、参加者同士が顔を合わせながら意見を交換できる点が利点です。このレイアウトは、立場が異なる2つのグループによる小規模な会議や商談に適しています。ただし、参加者が増えるとテーブルの端同士の距離が遠くなり、全員がディスカッションに参加しづらくなることがあります。

島型形式

複数のテーブルを並べて「島」を作る形式で、参加者はテーブルを囲んで座ります。1つの会議室に複数の「島」を配置することもあります。このレイアウトは、参加者が対等な立場で議論しやすいため、4~6人程度の小規模な会議やブレインストーミング、新人研修のグループワークなどに適しています。

コの字形式

テーブルをカタカナの「コ」の字型に配置する形式です。このレイアウトは、プレゼンテーションや企画会議など、さまざまな場面で利用されます。テーブルが置かれていない部分には、プロジェクタースクリーンやホワイトボード、ディスプレイなどの機器を配置することが一般的で、場合によってはテーブルの内側にプロジェクターを設置することもあります。

ロの字形式

テーブルをカタカナの「ロ」の字型に配置する形式です。参加者全員が互いに顔を合わせながら、緊張感を持って議論できるのが特徴で、中規模から大規模の重要な会議に適しています。ただし、テーブルの内側がデッドスペースになるため、広めの部屋が必要になります。

スクール形式

すべてのテーブルと椅子を学校のように前方へ向けて配置する形式です。このレイアウトは、セミナーや新人研修、講義、講演会などに適しています。講師が参加者の表情を確認しながら進行できるため、情報を伝える場に向いていますが、参加者同士の議論には不向きです。また、正面に複数のテーブルと椅子を配置することで、説明会などにも活用できます。

シアター形式

椅子だけを前方に向けて配置する形式です。テーブルがない分、多くの参加者を収容できるのが特徴で、大勢に向けた発表や報告、入社式、パネルディスカッションなどに利用されています。設営が迅速で柔軟に対応できる一方、メモを取りにくいという欠点があるため、必要に応じてバインダーを配布するなどの工夫が求められます。

あなたの会社の会議室はどのタイプ?

いかがだったでしょうか。現在導入されている、もしくはこれから導入を検討されている企業様にあった形式はありましたか?

次回は会議室に必要な寸法なども解説したいと思います!

フルタでは、それぞれの働き方にあわせたレイアウトづくりをお客様と共に行っております。お気軽にご相談ください。